『今度、お食事でもどうですか?』
デートのお誘いの決まり文句と言っても過言ではないこのセリフ。多くの人がこのセリフを使うのは、食事が遊園地などと比べて誘いやすく、受ける方も気軽に返事ができるものだからです。
また一緒に食事に行くと恋愛関係になりやすいことは知っていましたか?
食事を共にすると親密度が上がるので、お互いのことを知る場としては絶好の機会だと言われているのです。
ただ食事だけで終わってしまうデートって正直どうでしょうか?
好意を寄せている人とのデートなら少し寂しいなと思う人もいることでしょう。
今回はそんなあなたに、デートで食事に行くときに役立つ知識を紹介します。同じ食事デートでも質を変えれば新鮮な気持ちで楽しむことができ、次のデートに活かすこともできるのです。
さらには食事デートが続いているからこそ、それを利用して2人の仲を深めることもできます。ここはぜひ食事デートを最大限に活用して、気になるあの人との関係を進展させましょう。
デートで食事だけってどう?
食事を共にすることは、食欲を満たし美味しいものを食べる幸福感を共有するということです。そしてそれによって仲間意識を感じるようになり、親密度が上がると言われています。
また美味しいものを食べているときは私たちにとって、とても幸せで楽しい時間です。その時間を共有すると、相手と過ごした時間自体も楽しいものだったと記憶し、相手の印象も良くなります。
つまり食事というのは恋愛関係を発展させるためには最高の手段であるということです。なので2人の関係をより親密にしたければ、デートで食事に行くというのはとてもいいことなのです。
しかしだからといって同じような食事デートばかりが続いていたら、そろそろ何か進展がないかなと思ってしまいますよね。せっかくの食事を十分に楽しめないのは非常にもったいないです。
そこでここでは食事デートの利点や活用の仕方について解説していきます。ぜひこれを参考に食事デートが持つメリットを最大限に活かし、一気に2人の親密度を上げちゃいましょう。
食事だけは初デートでおすすめ
初デートの印象というのは直接あなたの印象に関わってくるものです。あなたがいい人でもデート自体がつまらなかったら、あなたと一緒にいてもつまらないと思われてしまうかもしれません。
またまだお互いよく知らないのに長い時間を共にするようなデートは、緊張もあるため疲れてしまいます。意気込んでプランを立ててもデートの印象もあなたの印象も悪く可能性があるのです。
そこで初デートは食事だけのデートをおすすめします。なぜなら食事を嫌う人はあまりいないので、苦手な食べ物など最低限のことを聞いておけば大きな失敗はしないはずだからです。
また食事というのはだいたい2時間前後になります。それは初デートとしてはお互いに負担にならない適度な時間です。そして相手も食事ならと気軽に誘いを受けてくれる可能性も高いのです。
お互いに気軽に楽しむことができ、適度な時間で親密度も上げることができるというのは食事以外ではそうそうありません。ぜひ初デートでは軽く食事だけのデートをしてみましょう。
また会いたいと思わせるため、短い食事デートはよい
デートを2時間くらいで終わらせるのは短すぎると思うかもしれませんが、2人の仲を深めるためには非常に効果的です。それには様々な理由があります。
2時間というのはちょうど盛り上がってきたくらいの時間です。そこであえてお開きにすることで相手はあなたが気になって仕方がなくなるのです。それはドラマの続きが気になる心理と同じです。
またデートの時間を短くすると、相手は自分に好意がないのでは?と心配になります。するとあなたのことを気になる存在として考える時間が自ずと増えるのです。
他にも1回のデートであえて満足させないことで次のデートも行きたいと思わせる効果もあります。満足したからといって次のデートにつながらなかったら元も子もありません。
しかし2時間という短いデートだとやることが限られてきてしまいますよね。そこでおすすめなのが食事デートなのです。
短い時間をできるだけ濃い時間にするためには、会話をして楽しむのが一番です。食事デートならその時間を十分に確保することができます。
好きな人とのデートが食事だけでは寂しいと思うのは当然のことです。しかしその気持ちが時に恋愛におけるスパイスになることも覚えておきましょう。
相手をよく知らないため、話せる食事デートがよい
相手のことを知らない状態のデートは、お互いをよく知ることができるようなプランにすることが大切です。そうしなければまた会いたいと思ってもらえる確率が低くなってしまうからです。
またその段階でのデートでは相手に理想のデートを求めることはほとんどありません。まだよく知らない人にそれを望むことはまずないでしょう。
そこで求めているのは「相手がどんな人で自分に合うのか」を知ることなのです。
よって色々とプランを立てなくとも、お互いを知るための時間さえしっかり確保できればプランとしては成功です。そしてその点でも食事デートは話す時間をたくさんとれるのでおすすめです。
ぜひまだお互いをよく知らないうちはどこかへ出かけたりするのは先にとっておいて、まずは食事デートに行きましょう。そしてお互いのことをよく知るために話す時間を大切にしてください。
2回目のデートで食事+αのデートにつなげる
食事デートはじっくり話す時間をとれることが最大のメリットです。ぜひ初デートでは食事の時間を利用して相手のことを知り、2回目のデートの計画に活かしましょう。
具体的には相手の行きたい場所や趣味などを聞いてみるといいでしょう。そして2回目のデートではそれを活かして行く場所を決めてみてください。きっと相手は喜んでくれるはずです。
ただ2回目のデートではまだお互いを知り切れていないことが多いです。そのため好意を持つことはあっても、それを恋愛感情だと確定させるのはまだ難しいでしょう。
なので2回目のデートでも食事の時間を設けて話す時間をとってください。それに+αという形で相手の行きたい所などに行くのが理想的です。
相手に喜んでもらえる2回目のデートにするためにも、初デートの食事の時間を最大限に利用してくださいね。
もし、2回目以降のデートも食事だけならアクセントをつける
デートというのは、しっかりプランを立てることが大切です。しかし必ずしも理想通りにデートができるとは限らず、2回目以降のデートも食事だけになることもあるかもしれません。
でもだからといって心配することはありません。食事だけのデートが続いたとしても1回1回にアクセントをつければ、新鮮な気持ちで楽しむことができるはずです。
アクセントのない食事デートは友達として見られるようになる原因にもなります。それを避けるために同じ食事だからといって気を抜かずに、しっかりプランを立てるようにしましょう。
初デートで行ったお店を覚えていますか?
たとえばアクセントとして、その時よりも高い店に行ってみたらどうでしょうか。やはり前回よりもいい所での食事は誰だって嬉しいものです。
また相手が好きな料理や行きたいお店もおすすめです。それを覚えていてくれたというだけでもあなたの印象はかなりいいはずです。そして何より喜んでくれることでしょう。
同じ食事でも前回との違いをしっかりつければ、新鮮な気持ちでまた新しい一面をお互いに見ることもできるはずです。そうすればきっと2人の仲はより深まるはずです。
ぜひ2回目以降のデートが食事だけになったとしても、相手を楽しませること、自分のアピールすることを忘れないでください。そしてアクセントをつけた食事デートにしましょう。
相手の立場でデートを計画する!
食事には恋愛関係を進展させるメリットがたくさんあります。しかしその意味をよく理解し活かすことができなければ、逆に2人の距離を広げてしまう恐れもあるのです。
だからと言って固くなりすぎて、なかなかデートに誘えなかったら意味がありません。相手の立場になってデートを計画するだけでいいのです。つまり相手に対する思いやりです。
それさえできれば食事だけのデートが続いてもきっと2人は楽しい時間を過ごし、関係を深めることができるでしょう。
また食事だけのデートが続いてしまうこともあるかもしれませんが、そんな時は自分から動いてみることも大切です。『ここに行きたいんだよね』と言ってみるだけでも状況はきっと変わります。
そうした少しの工夫が2人の距離をより縮めてくれるのです。ぜひ今回を参考にいつもとは違う食事デートを楽しんでくださいね。