デートで割り勘は当たり前?

付き合う前でも、付き合ってからでも、デートの際に問題になるのはデート時に使うお金のことですよね。せっかくのデートなのにお金のことで揉めて、楽しい雰囲気を台無しにはしたくありません。

お互いが楽しむデートなのだから割り勘なのか…?はたまた男性が多めに払うのか…?それとも男性が全額払うべきなのか…?一般的な意見はどのようなものなのでしょうか?

そこでデートの費用負担に関して、男性の気持ち、女性の気持ち、その上での現実問題を徹底的に解説していきます。気分よくデートをするために参考にしてみてくださいね!

デートで割り勘は当たり前?

見つめあうカップル

とあるデータによると、デート費用を割り勘で払う割合は全体の44%だそうです。男性が多めに払う割合は全体の34%、男性が全額払う割合は全体の19%とあります。

ちなみに女性が多めに払ったり全額払う割合は、全体の3%という結果です。

これにより、デート費用を割り勘で支払うパターンが一番多く、その次に男性が多めに支払うパターンということが判明しました。

この2つでほぼ全体の80%になっていて、『デート費用は男性持ち』という考えはもう現代社会では一般的ではないことがわかります。

デートで割り勘をする男性心理

卓上にある伝票

デート代を割り勘にする男性は、①デートは2人で楽しむものだから2人で出すべきと思っているタイプ。

もしくは、②お金がないので仕方なく彼女に半分払ってもらっているタイプの大きく2種類に分けることができます。

① の場合はお互いが対等の立場である場合によくみられ、男性にはなんの悪気があるわけでもありません。ただただ2人ともが楽しむデートなのだからお互いが費用分担するべき。
または、お互い収入があるからデート代を片方に任せるのはおかしい、と考えているのです。
② 場合は本当にギリギリのプライドで半分はデート代を払っているケースです。
男性も割り勘ということに気後れしているので、高額なデートコースになるようなことは控えるべきでしょう。

どちらにせよ、デートを割り勘にする場合は、女性側も半分費用を出すことに納得していなければ付き合っていられません。

金銭負担による上下関係を作らなくていいので、対等でいるためにはいい選択肢とも考えられますね。

デートで女性よりも多く払う男性心理

お財布に入ったカードと札束

デート代を多めに支払ってくれる男性は、大半が見栄やプライドのために多めに払ってくれます。

しかし、①年上だったり立場的に払わざるを得ない場合。もしくは、②全額は払えないけど、『割り勘だと男が廃る』と思い、頑張って多めに払ってくれる場合があります。

① は職場や学校の先輩のパターンなど、男性が年上だったり立場が上である場合なため、素直に甘えておくのがベターです。

②も、男性のプライドを傷つけないためにも基本は甘えておくべきです。しかしあまりにも無理している感じが汲み取れた場合は、男性が負担してくれる割合を下げてみてはいかがでしょうか?

女性もデート代を負担しているとはいえ、男性が多めに払ってくれていることを忘れないこと。そしてしっかり感謝すること。この2点を忘れないでいただきたいです!!

デートで全額払う男性心理

お財布に入った万札

男性がデート代を全て支払ってくれる場合、①お金がある、ないに関わらず『デート代は全て男性が出すもの』と考えているタイプ。②純粋に金銭的に余裕があるタイプ。2つに大半は分類されます。

①の場合はある程度は見栄やプライドのために納得して払っています。しかし無理をしてカッコつけて払っている場合、長期的にはこの手の無理は続きません。

下心や見返りが心の中にあるケースもおいので、女性は注意しておく必要がありますね。②の場合は①の場合とは異なり、男性もお金に関して執着していないケースが多いです。

しかし、全額出してくれていることを当たり前と思わず、感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。

男性が多く払うときの女性の態度も大切

原っぱにいる笑顔の女性

奢ってくれるものだと思ってしたデートで、男性が全額ではなく多めにしか支払ってくれなかった時はありませんか?

また、いつのデートでも、男性に『本当は全額払って欲しいのに…』なんて気持ちが、本当は心の中にあったりしませんか?

隠しているつもりでも、案外態度に出てしまっているものなのです。デートを楽しんだのは二人なので、もちろん費用を折半することが妥当という考えを念頭に入れてみませんか?

すると、同じだけ楽しめたのに、多めにデート代を支払ってくれた男性に対し、そんな失礼な態度は出ず、謙虚にいられます。考え方をシフトしましょう。

感謝の気持ちを伝える

Thanksと書かれたハート型のレター

デート代を全額払ってくれる男性に対して、感謝の気持ちをしっかり伝えていますか?

たまに奢ってくれる男性に対して感謝の気持ちを伝え忘れることはないでしょう。しかし、いつも奢ってくれる男性に対し、感謝の気持ちを等閑にしていませんか?

また、男性が多めに払ってくれた時に女性が忘れがちなのは、多めに払ってくれた男性に対する感謝の気持ちです。

『デート代は男性持ち』という固定観念を取っ払いましょう。男性側の好意によって多めに負担してくれているということを意識すれば、感謝の気持ちが自然と湧いてきますね。

どちらのケースにしても、毎回しっかり感謝の気持ちを言葉にしてみてください。すると男性も気分良くなり、デートももっと楽しめること間違いなしです!

支払うそぶりを見せる

卓上にあるアイスティーと財布

お会計の時、財布も持たずにしれっと後ろに立っている女性とデートした時。もしくは、財布をだして近くに立っている女性とデートした時を想像してみてください。

どちらの女性を2回目のデートに誘いたいと思いますか?

言うまでもなく後者の財布を出している女性ですよね。

支払うそぶりがあるだけで、『謙虚だな…』というイメージを持たせることができます。逆に『普段奢られ慣れてるな…』とも思われづらくなります。

絶対支払ってくれるだろう…と思っても、支払うそぶりは大切です。謙虚な態度を示し、お会計の後はしっかりとお礼を伝えましょう。

たとえ割り勘でも不満そうな顔をしない

不満げな顔をする女性

男性は少なからず、女性からよくみられたいと思うのは当たり前です。また、女性の前ではカッコつけたいと思うのも当然です。その結果がデート代の負担にそのまま反映します。

しかし「そんな男性が割り勘を提示する女性って…?」と考えてみてください。その女性は男性にとって、無理することなく、ありのままで居られる相手だということに違いありませんよね。

また、男性が多く負担すると言うのは性別が故に理不尽な先入観そのものなのです。

割り勘になっても、この男性と楽しいデートの時間を過ごすことができて「幸せ!」と思えるように、いつも全力で楽しみましょう。発想の転換や固定観念をなくすことも大切です。

デート代は二人で相談して割り勘ならあり!

ジュースをシェアするカップル

いかがでしたか?

デート代はどちらが支払うべきなのかを、男女の気持ちの面に焦点を当てて紹介してきました。100組いれば100通りの考え方があるので、紹介してきたものはあくまで一例です。

しかし、どのパターンにしても、男性側も女性側もお互いがデート代に関して納得していることが何より大事です。どちらかが無理をしていたり、我慢を溜め込んでいたら、結局は長続きしません。

せっかくのデートなので、二人が楽しい時間を過ごせるようにしたいものです。もし納得できていない場合はしっかり相談して、素敵な時間になるように努めてくださいね。

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