別れた元交際相手との人間関係の再構築は、予想よりもはるかに難しいものです。いじけて拗ねているくらいならいいですが、過度な執着からストーカーされるのも怖いですね。
ケンカ別れや一方的に振ってしまった場合など、別れ方が悪いと恨みを買ってしまうこともあるでしょう。相手の反応次第では、あなた一人で対処することが難しいことも出てくるかもしれません。
ストーカー規制法なども制定されていますが、実際問題、警察の対応は十分なものではありません。危ない芽は、早めに自分でチェックし、摘んでおくことが大切になってきます。
そこで今回の記事では、注意したい元彼の怖い行動についてピックアップします。ここでは具体的な例を7つ挙げて、詳細に紹介していきます。
あなたの身はあなたしか守ることができません。保身のためにもしっかりチェックして、元彼がハイリスクかどうかを確認してみましょう!
注意したい元彼の怖い行動とは?
友人に探りを入れてくる
別れた後は付き合っているときと異なり、相手の情報が圧倒的に入りにくくなります。未練のある元彼にとっては、別れた後もあなたのことを知りたくて知りたくて仕方がないのです。
是が非でもあなたの情報を得たいとき、共通の友人にあなたのことについて探りを入れてくるケースがあります。これは、注意の必要な元彼の怖い行動の1つです。
自分では直接聞けないし、知ることのできないあなたの情報を、共通の知人を通して聞き出そうとしているのです。
あなたが元彼からの直接的な接触を避けているときや、日常生活の中では接点を持ちにくい距離感に元彼がいる場合に起こります。
あなたの周りの人と元彼が急に接近している様子があれば、探りを入れられている可能性が大きいとみてよいでしょう。
共通の知人に「探りを入れられていること」を相談し、可能な限りあなたの情報を流さないように丁重に依頼しておくことが大事です。周りを味方につけておくことが、あなたの保身へとつながります。
電話やメールを無視しても送り続けてくる
元彼があなたに未練たっぷりで別れても執着している場合、過度にあなたへ連絡をよこしてくることがあるでしょう。
「電話やメールをしないで!」と忠告しても、返信せずに無視しても、送り続けてくる行為は典型的な注意すべき元彼の行動です。
この手の粘着質なタイプの男性は、すでにストーカー化していると言っても過言ではありません。
ストーカー行為がエスカレートしていかないように、早めに警察に相談するなど、早速対策を練りましょう。
SNSに自分をにおわせる投稿をする
SNSが広く浸透して、生活の一部になっている現代社会。いわゆる構ってちゃんは、Twitterに病んだ内容や心配させるような書き込みをし、周りからの慰めや同情を引こうとする傾向にあります。
SNSは書き込んだらリアルタイムに反映され、更新も自動的に行われます。書き込んだ時期をみれば何を暗に意味しているかなど簡単にわかります。
あなたの名前は出さなくても、別れた後に嘆き投稿があれば、わかる人にはわかります。意味深な内容の書き込みがあれば、あなたに非がなくてもプレッシャーがかかることでしょう。
このように、SNSにあなたのことをにおわせるような投稿をすることもまた、注意したい元彼の危険行動です。時折でなく頻発しているようであれば、注意して様子見しておくべきでしょう。
突然家に訪ねてくる
メールや電話であなたが連絡を無視を続け、あなたとコンタクトが取れなくなったとき、元彼が突然家に訪ねてくることがあります。
家の中に入ってしまえば、多少の騒音は消えてしまう上に、人の目につきにくい環境になってしまいます。また、部屋の中にでは必然的に2人きりになってしまいます。
男性の力には、どう抵抗しても女性はかないません。襲われるような危ない可能性も秘めた、かなり注意すべき怖い行動です。
もちろん全てが全て襲うような元彼とも限らないし、純粋にあなたと連絡が取れず、心配して家に訪ねてくる場合もあるでしょう。無意識で突然家に訪ねてくる可能性もあります。
しかし、念には念の意識は大切です。一人暮らしの際はインターホンを確認してからドアを開けましょう。実家暮らしの際は、家族に根回しをしておくことも大切です。
待ち伏せしている
元彼があなたに未練があり、日常生活でなかなか接点を持ちにくい状況下の場合、元彼があなたを待ち伏せしていることがあります。意図的に接点を持とうとしているのです。
駅や教室の前、会社の出入り口など、あなたが生活している上で避けては通れない場所で、最近元彼と遭遇していませんか?思い当たる節がある場合、元彼には注意が必要の可能性があります。
公共交通機関や人通りの多い場所だったら、友達と一緒にいるようにしたり人混みに紛れるなど、何かしら対処ができます。極力1人になることは避けましょう。
地元の駅からの帰り道などの人の少ない場所だったら、誰かと電話をすることがおすすめです。元彼があなたに話しかけたり会話をする時間を遮断しましょう。可能なら、異性の友達がいいです。
親しげな様子を出したり、意図的に名前をだしたりして、あなたが元彼にもう復縁する気がない旨を悟らせましょう。
もし電話が無理ならレコーダーを起動し、元彼の接触を音声データとして記録しましょう。警察に相談に行く際の物的証拠にもなります。最近はスマホアプリでもレコーダーがあるのでお手軽ですよ。
リベンジポルノ
近年よく聞くリベンジポルノという言葉。別れたり振られた復讐として、交際中に撮影した元カノの裸の画像やムービーをネット上に投稿したり流出させたりする行為です。
国会でも話題になり、一気に認知度が高まりましたね。リベンジポルノは被写体の同意なく公開すると公表罪として処罰されたり、リベンジポルノ規制法もできるなど、立派な犯罪です。
犯罪というだけで怖い危険行為ということは言うまでもありません。しかし、リベンジポルノはそもそも、わいせつ画像を撮影させないようにすることが最大の保身の方法です。
気持ちが盛り上がっていたり、最中の雰囲気をぶち壊したくない思いから、撮影を拒絶するのは難しいかもしれません。しかし、彼氏も別れたら憎しみや恨みから豹変するかもしれません。
また、その流出した画像から、あなただけでなく家族や知人、会社にも迷惑や被害を与えてしまうかもしれません。将来の旦那さんやその家族、子供にまで被害が及ぶこともあるかもしれません。
ネット社会の今、被害を受ける範囲は想像をはるかに超えて、さらには恐ろしいスピードで広がっていきます。一瞬の心の隙や「まぁいいや」という感情が招く損害はとてつもなく大きいのです。
交際中から別れた後のことを考えるのもおかしな話ですが、スマホを落としてわいせつ画像が流出する可能性もあります。
リベンジポルノを無縁にするためにも、一瞬の高ぶった感情からも流されない強い心を持つことが大切です。
「会わなければ自殺する」など脅してくる
別れた後、思うようにならない相手の気持ちを引きたい一心で、脅しや脅迫をしてくる人もいます。
「会ってくれなきゃ自殺する」と電話してきたり、リストカットして流血している画像を送ってきたりなどがいい例です。命を引き合いに出してくることも多々あります。
心配をかけることにより、元彼や元カノからの愛情(実際はわずかばかり残された情と使命感)を確認したい。こんな手法でしか愛情を確かめることができないなんて悲しいものです。
しかし、1度でも甘やかしてあってしまえば相手の思う壺です。調子に乗って、さらに要求は頻発したり、昼夜問わずメンヘラに付き合わなくてはならなくなります。
あなたに元彼の危険行動に付き合わなくてはならない義理はないし、元彼も本当に死にたいのではなく、相手してほしいだけです。単なる構ってちゃんなだけなのです。
元彼の怖い行動がエスカレートする前に対処する
いかがでしたでしょうか?注意したい元彼の怖い行動について、具体例を挙げて紹介してきましたが、参考になりましたでしょうか?
自分の身は自分でしか守ることができません。保身を第一に考え、別れた後もあなたが平穏に暮らすことができるよう心から願っています。