「結婚」という言葉には幸せが溢れているように感じます。でも何がどう幸せなのか?と考えると、なかなか具体的なことが思い浮かばないものです。
結婚する前に、結婚することで得られるメリットを具体的に知りたいですよね。またメリットばかりではない気をつけるべきことも知っておくべきでしょう。
そこで今回は、結婚のメリットと気をつけるべきことを紹介していきます。幸せな結婚ができるように、結婚の現実を把握しておいてくださいね。
結婚のメリットとは?
経済力
「働かざる者食うべからず!」という言葉があります。結婚をしない限りは、自分の生活は自分で支えなければいけません。
つまり良い生活をしたいのであれば、自分で経済力を上げていく必要があるのです。でも経済力を上げていくのって、女性はなかなか難しいですよね。どうしても限界があるのです。
しかし結婚すれば、自分の生活レベルを相手によって大きく変えることができます。収入の多い人と結婚すれば、それだけで経済力が手に入るというわけです。
今まで必死に働いても、家賃や光熱費で給料は消えてしまったでしょう。自分の好きな物を買うお金は少ししかなかったはずです。
それが収入のある人と結婚すれば、専業主婦になれます。働かなくても良い暮らしができるのです。これって夢のようですよね。
しかし気をつけることもあります。どんなに収入が高い相手でもお金は無限ではありません。
二人で生活するということは、支出も二倍になります。何も考えずに自由に遣っているとお金は尽きてしまいます。夫も呆れてしまうでしょう。
収入と支出のバランスを見て、上手にお金のやりくりをすること。そして家計簿をつけて家計の管理をすること。この二つは忘れないようにしましょう。
精神的なよりどころ
結婚を表す言葉に「悲しみを半分に、喜びを二倍に」というものがあります。
悲しい時には、パートナーが悲しみを半分背負い、二人で前を向いていく。そして喜びは二人で分かち合い、より大きく実感する。そんな意味のある言葉です。
この言葉は結婚のメリットを一言で表現していますね。結婚をすると、一人で何かを背負う必要がないのです。一人で抱え込むこともないのです。
結婚とは二人で人生を歩いていくことを誓うものです。辛いことがあった時には支え合う存在。つまり夫は良きパートナーとなるのです。
また困ったことがあれば、どこの誰よりも一番の味方になってくれるでしょう。世界中が敵になったって夫は見捨てることはありません。あなたの一番のサポーターでもあるのです。
何かあっても一人ではない。私には夫がいる。そんな精神的なよりどころがあるということは、人を強く大きくさせるのです。
好きな人と一緒にいられる
「好きな人を自分だけのものにしたい!」と思うのは当然の心理です。誰だって好きな人は永遠に自分だけのものにしたいですよね。
結婚とは、好きな人を独り占めできる権利を手にすることができるものです。
婚姻届は「永遠にあなたと一緒にいます」と約束する証明書です。結婚指輪は「僕には妻がいます」という証拠となるわけです。
恋人同士で彼女という立場の場合は、いつ大好きな彼が他の人に取られてしまうかわかりません。彼女には阻止する効力もありません。
しかし結婚して妻という立場になれば、阻止する効力があるんです。
大好きな人とずっと一緒にいる約束ができること。そして自分だけのものにできること。結婚して得られる安心感です。
とはいえ・・不倫なんかも多い世の中ですから、結婚しても安心しすぎてはいけません。あくまでも法律上の話であり心まで縛ることはできませんからね、
好きな人とずっと一緒にいるためには、結婚しても思いやりを忘れず接するようにしてください。あなたの好きを伝え続けましょう。
行き遅れていないという安心感
結婚していない人が結婚を急ぐ理由って何だと思いますか?もちろん自分が幸せになりたいためということもあるでしょう。でももっと大きい理由は、世間体なのです。
「まだ結婚していないの?」「早く結婚すればいいのに」と周囲が急かします。『行き遅れ女』というレッテルを貼られてしまい、それが負担となり焦りとなってしまうわけです。
自分は行き遅れなんだ・・と思うと女としての自信まで失くしてしまいます。それにプライドだって傷つきますよね。
でも結婚をすれば、もう余計な負担や焦りを感じる必要はありません。既婚者として堂々とすることができます。
親も安心して、もう結婚に対して口を出してくることもなくなるでしょう。
行き遅れとは、女性にとっては重い言葉。それがなくなることで大きな余裕と安心を手にできるのです。
家族
結婚は好きな人と夫婦になるわけです。そしてゆくゆくは子供ができて、家族となっていきます。
好きな人とただ一緒にいたいというだけであれば、無理に結婚する必要はありません。同棲を続けていても良いでしょう。
しかし子供が欲しいと思っているならば、きちんと家族にならなければいけません。それが結婚という選択になるわけです。
子供を作るのには、どうしても年齢制限があります。でもどんなに子供が欲しくても、結婚しなければ子作りはできません。
結婚をして彼から夫になることで、安心して子作りがスタートできます。そして子供が生まれて家族の絆を深めていくことができるのです。
気をつけるべきことは?
相手によって得られるメリットは異なる
ここまで紹介した結婚のメリットは、結婚したら必ず得られるものではありません。あくまでこれらは女性側の理想と希望であるからです。
例えば、相手の収入が低ければ期待していた経済力は望めません。専業主婦で優雅に暮らすどころか、必死に共働きをしなくてはならないしょう。
どんなにあなたが子供を望んでいても、相手が子供嫌いでは産んで育てていくのも難しいかもしれません。
結婚すれば全てのメリットが得られるわけではなく、相手によってメリットが異なることを心得ておきましょう。
自分が結婚しようとしている相手が持っているもの。結婚に望んでいるもの。好きなものや嫌いなもの。
お互いの結婚に対する価値観なども話し合って理解した上で、結婚を決めるように気をつけてください。
あなたと相手が一緒に育まなければ失われるメリットがある
結婚して夫婦になれば、自然と絆が深まり、良好な関係が築けると思っていませんか?そう思って油断してしまうと夫婦関係は崩れてしまう場合があります。
結婚して夫婦になっても、お互いに思いやりの気持ちを忘れてはいけません。そして良い関係を維持する努力をしなくてはいけません。
夫婦関係が崩れてしまうと、あなたにとっての精神的なよりどころになるどころか、精神的な負担となります。
結婚しても忘れてはいけない最低限のものを三つ紹介しますね。
- 感謝の気持ち
- 思いやりの気持ち
- 好きという気持ち
なんでも当たり前だと思わずに、常に相手に感謝の気持ちをもちましょう。
相手が疲れていないか?無理はしていないか?体調は悪くない?そんな相手の状況や思いを常に考えて想いやれるようにしましょう。
結婚すれば何もしなくても生涯一緒にいられるわけではありません。相手を好きという気持ちは何年たっても忘れず伝えるようにしましょう。
結婚とは、夫婦関係そして家族関係を育てていくものです。育てようという意思がなくては枯れてしまいます。努力を怠らないように気をつけましょう。
結婚のメリットは多い
結婚はメリットがたくさんある幸せなことです。でもメリットは必ず約束されているものではありません。
あなたと相手次第でメリットを増やすこともできれば、デメリットに変わってしまうこともあります。全ては二人次第なのです。
この人と結婚するとどんなメリットがあるのか。そして結婚する上で気をつけるべきこととは何か。それを自分で明確にしてみましょう。
その上で結婚をすれば、きっとメリットいっぱいの素敵な結婚生活を送っていけるはずです。