キスをするときに、罪悪感や後ろめたい気持ちを抱く人がいます。キスに苦手意識があったり、本来はキスしてはいけない相手の場合なども心からキスを楽しめないですよね。
でもせっかくの恋人とのキスですから、楽しめる間柄や状況であれば罪悪感を抱くことなくキスをしたいものです。恋人とのキスに罪悪感を抱く理由とはどんなものが考えられるのでしょうか?
そして、罪悪感を抱いてしまってキスが楽しめないときはどうすれば良いのでしょうか。
今回は、キスに罪悪感を抱く理由とその対処法について解説します。
キスに罪悪感を抱く理由と対処法とは?
風紀が乱れている気がするから
恋愛に関して非常に真面目で慎重な人もたくさんいるものです。現代では、婚前でもキスや体の関係を結ぶことは当たり前のようにするものですが、そのことに疑問を覚える人もいるのです。
真面目な女性は、結婚もしていないのにキスをするなんて、女性としてけがれてしまったと思うでしょう。不良行為を働いているのだと思い、罪悪感が止まらなくなるものです。
恋愛経験が乏しい女性は、相手の男性が信用に足る人物なのか慎重になる傾向もあります。もし真面目で慎重派な女性が、ふいにキスを奪われるようなことがあったらどう思うでしょうか。
風紀が乱れている、つまりとても悪いことをしているように感じてしまうのです。
他に好きな男性がいるから
付き合っている恋人同士にも、いろいろと内に秘める思いはあるものです。両思いと思いきや、付き合っている彼よりも好きな本命の男性がいる場合もあるのです。
例えば本命の人はいてもなかなかその恋が叶わず、妥協して今の彼と付き合うことになった場合が同じです。
彼自身あなたに好きな人が別にいることを知ったうえでアプローチをかけ、半ば強引に付き合うことになった場合もあるでしょう。
もしくは付き合っていないのにも関わらず、ある男性からキスをふいに奪われてしまうこともあるかもしれません。
本命男子がいるからこそ、今の彼や別の男性とのキスは心から楽しめなくて当然ですよね。勝手ながらも、本命男子に悪いという罪悪感が生まれてしまうのです。
確かに本命男子はあなたがキスしていようかしていまいが、関係ないことかもしれません。でも、あなたには本命のその男性をずっと一途に思い続けてきた事実があるわけです。
本命男子に思い入れが強く、別の男性とキスすることで本命男子に悪いと感じてしまう心理が働くのです。
キステクに自信がないから
キステクに自信がない人は、いつもキスする際に気が重いのは間違いないでしょう。気の重さが「こんな私でいいのかな…」という迷いを生み、やがて迷いは罪悪感に変わります。
「私じゃなくても良い人はたくさんいるのに…」と思い始めてしまったら、劣等感から罪悪感は止まらないはずです。
特に自分がするキスにいつまでも緊張してしまったり、不安な思いが取れない人は大変でしょう。彼が気持ち良かったのか疑問に思い始めれば、たくさん疑念は出てきてつらいですよね。
彼女として魅力的なキスができているのかどうかは、彼を思うなら誰もが気にするところです。キステクに自信がなければ、「こんなキスの仕方でごめん…」と罪悪感ばかりが出てきてしまいます。
浮気・不倫相手だから
本来キスをしてはいけない相手とのキスは、そもそも罪悪感が伴うものです。浮気、不倫相手などであれば、本命の彼氏とは別の男性というわけですから、罪悪感を抱くのは当然ですね。
彼と別の男性とはいえ恋愛感情を抱いていることで、感情のままにキスをしてしまうことはあるでしょう。
でもキスをするとき彼のことが頭をよぎり、キス中も楽しい反面、罪悪感は絶対にぬぐえないものです。罪悪感を感じているうちはまだ彼のことを大切に思っている証拠です。
もし罪悪感を感じず開き直った状態で浮気・不倫相手とキスをしているなら、彼への愛はもう完全に冷めていることを示しています。
対処法とは?
風紀の乱れを感じるなら体は許さない
風紀の乱れを感じ、自分がとても悪いことをしていると感じるなら、どこまでを許すか明確に決めておくと良いでしょう。
つまり、キスは許しても体の関係は結婚するまで許さないというラインを決めておくのです。許す許さないのラインが曖昧だからこそ、ルールを侵しているのではないかと不安になるのです。
これに対して、ラインをしっかりと決めておけば、自分自身でも安心が持てるはずです。
体の関係というラインを超えていないことで、その前段階であるキスをしても変に罪悪感を感じることはなくなります。
付き合ってキスは当たり前
そもそも付き合っている関係でも、結婚前の身であるならキスすらするべきではないと考える人もいますよね。
恋愛に対して慎重派にはよくいるものです。ですが、今の世の中、結婚までキスはしないというカップルは非常に珍しいのも事実です。
結婚まで唇は奪わせないと言っている彼女がいたら、男性は引いてしまう人が残念ながら多いでしょう。
そのため、付き合っていればキスは当たり前と思えることが大切です。周りの友達もキスをしていると心に言い聞かせましょう。
キスをすることに罪悪感を感じる必要はないと、自分で認識することが必要になるのです。
キステクで一番大切なのは気持ち
キステクに自信がないがゆえにキスを拒否したがる人がいますが、キステクがないことはそもそも問題なのでしょうか。
確かに彼自身がキスが上手ければ、自分も彼に応えようとプレッシャーを感じてしまうかもしれません。
うまくキスができないと、「私は彼からもらってばかり…」と落ち込んでしまうことも多いでしょう。でも、キステクに本当に必要なのは本来知識や技術ではありません。
一番大切なのは彼を思う気持ちなのです。知識や技術はその次に置いておきましょう。自然体で体を合わせることができれば、彼はあなたとのキスを心から楽しんでくれるはずです。
彼を好きだと思う気持ちを一番大切にするようにしましょう。キステクがないからと言って、キスをするときに罪悪感を感じる必要なんて全くないのです。
今彼に本気になれないなら別れる
罪悪感を感じながらするキスなんて嫌ですよね。恋人同士の愛を心から確かめ合うのが本来のキスです。キスは幸せで気持ちの良いものなのです。
そのため、浮気相手、不倫相手とのキスはどこかに罪悪感が伴うため、本来正しいかたちのキスとは言えないのです。
いっそのこと罪悪感を取るためにも、今彼に本気になれないなら別れを選ぶことも考えましょう。当然のことですが、浮気は今彼にとても失礼なことです。
そして今彼と別れることで、罪悪感を取り払うようにしましょう。今彼と別れられれば、キスをしても罪悪感を感じる人はいなくなります。
晴れて罪悪感や後ろめたさを感じずにキスが楽しめるようになるでしょう。
キスに罪悪感を抱くのは考え方の問題
キスは本来、幸せな恋人同士のスキンシップです。
罪悪感を感じながらキスをするなんて切ないですよね。どんな状況であれ、誰もが心からキスを楽しみたいと思うでしょう。
そのためには、恋愛に真面目な人はキスに対する考え方を見直してみることも必要です。キスに慎重になるのも良いですが、あまりに慎重すぎると相手にも引かれてしまうのも事実なのです。
キスの仕方に自信がなくて困っている人も、彼を信頼してキスするときは彼に身を預けるようにしましょう。
自分のキスが下手だからと言って、罪悪感を感じる必要はないのです。彼を大切に思う気持ちさえあれば、愛はきっと彼に伝わるはずです。
キスに対する苦手意識や、キスというものの固定観念を取り払うことができれば、罪悪感なくキスをすることができます。
余計な思いを感じることなく、大好きな彼と素敵なキスができると良いですね。