キスには「愛情」と「安心」が含まれていると言っていいほど、キスをすると自然と幸せを感じます。キスをしただけで相手の気持が伝わってきたり、自分の気持ちを伝えられたり。
キスの日(5月23日)も作られているほど、私たちには慣れ親しんだ愛情表現の1つであると言えるでしょう。
相性のバロメーターと言われるほど恋愛において重要なスキンシップである愛情表現のキスは、実は人間だけの行為なんです。そんなキスの頻度と愛情の深まり度は比例しています。
キスをたくさんするほど愛が深まりやすく、そんなカップルほど長続きしやすいんです。何故、人間はこんなにもキスが好きなのでしょうか。今回は、キスをする7つの理由をお伝えします。
キスする7つの理由とは?
彼との相性を確かめたい
キスしたい、と思った時、そのときは彼との相性を本能的に確かめたくてキスを求めているかもしれません。
男性は独占欲を絡めたキスを、女性は自分が愛されていると感じるためにキスを求める傾向があります。特に、女性はキスで遺伝子の選別が出来ると言われるぐらい、キスに敏感です。
男女共にキスをすると、恋愛ホルモンであるオキシトシンが脳から分泌されます。
そのオキシトシンが出ると人間は幸福感を得ることが出来るのですが、なぜか男性と女性では少し分泌の仕方が異なっています。
まず、男性はキスをすればオキシトシンは分泌されます、それがどんな場所であろうとも。
一方で、女性はその場の雰囲気が良くなければ、キスをするだけではあまりオキシトシンの分泌は活発になりません。ムード作りの下手さは、女性に対してマイナス以外なにものでもないのです。
「熱心でない=自分のことに今後もそれほど手をかけてくれないかもしれない」と感じ、低下するときもあるほどです。
女性はキスによって男性の将来性、愛情度を見抜いていると言っていいでしょう。よく、この男性と相性が良いなぁと感じる原因はこのオキシトシンが関係しています。
なので、相性を確かめたいときは、彼とキスしてオキシトシンが分泌されるかどうか、を確かめれば一目瞭然です。理論はいらず、ただドキドキするか、幸せかどうかで判断すれば良いだけです。
ムードもないなぁとキスをしたときに冷静に思うなら、その相手との相性がぴったりであうとは言い難いでしょう。
キスすることで彼への愛情確認
愛情表現を態度で示そうと思ったときに、気軽に実践出来るのがキスです。キスをすればするほど彼への愛情確認ができます。
言葉で伝えあうことも大切ですが、キスという愛情表現で相手に言葉以上の想いを伝えることももちろん大切です。
また、キスをされた側も愛情を感じずにはいられません。カップルは「愛されている」感覚がお互いに日々感じないと無いと長続きしません。
愛してくれる相手だからこそ、大切にしようと思うのです。お互いの気持ちを確認するキスは関係を長続きさせる秘訣にもなります。
一方で、女性の気持ちの確認方法としても、キスが有効です。「彼のこと本当に好きなのかな」と疑問に思ったときに最初に試すべき方法でもキスは使えます。
キスは相性を感覚的に判断できますからね。チェックする感情は気持ち良いかどうかです。「キスが気持ちいい。やはり彼といたいな」と思ったら、疑問は気まぐれな感情だっただけ。
しかし、「キスすら彼とはちょっとできないかも」、「キスをしても気持ちよくない」と思う場合は事態は深刻かもしれません。
癒されたい
嫌なことがあったとき、落ち込むことが会ったときも人はキスしたくなります。「大丈夫?」の一言よりも軽いキスのほうが何倍も心が落ち着き、元気をもらえます。これもキスの魔力です。
「いつも俺がそばにいるから大丈夫」、「無理すんなよ」と、言葉にしなくても優しいキスをするだけで伝わってきます。
そんなキスをするだけであなたの強張っていた体はリラックスモードになるでしょう。キス1つで人間は癒やされ、その効果はどんなマッサージよりも絶大なのです。
彼の意識を自分に向けたい
キスがしたい気持ちには、彼からの精神的な愛を求めている場合も考えられます。気持ちのない相手とキスはできないという人が多いほど、特に女性にとってキスは重要です。
キスは感情が無いと成り立たないものなのであり、親密さを感じさせてくれます。キスによるお互いの心の距離の縮まりに嘘はないのです。
だからこそ、彼の意識を自分に向かせたい、精神的距離を縮ませたいときに女性はキスしたいと感じるのです。
まだ付き合っていない相手なら、間接キスも彼を意識させる方法の1つです。飲み会で気になる男性のドリンクをもらったり、自分が使っていたスプーンでデザートを食べさせてあげたり。
直接キスしたわけでなくとも、妙に照れてしまうのが間接キスです。大人になるに連れて当たり前のようにやっているようで、男性は内心ドキドキしていますから、何歳になっても効果的といえます。
間接キスでも、精神的な心の距離を縮めてくれますよ。
快感がある
キスは欲望のスイッチを入れるきっかけとも言えます。キスによって分泌されたドーパミンは依存性のある快楽物質です。
その快楽物質がキスするだけで分泌されるのですから、キスが好きな人間が多いのもうなずけますよね。そして、気持ち良く、興奮する唇の刺激はそのまま脳に直接送られます。
つまり、キスの快感はそのままダイレクトに脳の快感になるのです。虜になるのは当たり前かもしれません。
また、情熱的なキスはその後の展開も想像させます。Hの導入部分ともいえますから、キスは。彼の体に触れながら、キスしてもOKサインを彼に送ると、彼も積極的にキスしてくれるでしょう。
愛されたい
女性にとってのキスは、相手の気持ちを確認するための手段の1つです。
「彼は本当に私を愛しているのかな」、「他に好きな人はできてないよね?」と不安になったときも、女性はキスしたくなります。
相手からのキスがどのようなものかで、好きな気持ちを確かめているといっていいでしょう。キスのときの態度や雰囲気、キスの後など女性は見逃しません。
男性にとっては普段と同じキスでも、キスに敏感な女性は何かのサインを感じ取れるのです。キスは感情を隠せないということですね。
女性は「愛されている」という確証を得るためにキスをする場合もあるのです。
触れ合うことで安心したい
相手に触れて安心したいと思う女性も多いものです。そして、その安心する手段としてキスがしたくなります。
まずキスは腕や髪などと違って、カップルでなくては基本的に触れ合うことができません。キスは特別なものという意識があるので、安心感になるのです。
また、キスのように好きな人と触れ合うことは、2人の距離が縮まることによる精神的安定も促してくれます。
キスは、甘えたい女性ならではの安心方法にもなるのです。
キスする理由は幸せになるため
いかがでしたでしょうか。たかがキス、と侮ってはいけません。キスは唇と唇を合わせているだけなのに心身ともに満たされるような不思議な感覚を引き起こします。
また、キスには、ソフトなキス、濃厚なキス、唇へのキス、手の甲へのキス、太腿にキスなど、様々な種類があります。
「目は口ほどに物を言う」なんて言いますが、キスする場所や仕方によっても自分や相手の心理が伝わります。
キスはまさに天然のドラッグであり、言葉のコミュニケーションを超えた愛情の伝達方法なのです。
今すぐ彼とキスしたくなってきてはいませんか?好きな人とたくさんキスして、幸せいっぱいの恋愛生活を楽しみましょう。