結婚をすることで幸せになるどころか、結婚をして損してしまう。今そんな結婚リスク説を唱える人が増えてきています。
愛する人と永遠に一緒にいられる結婚。表を見れば幸せしかありません。でも結婚には隠されたリスクも存在してしまうのです。
今回、結婚はリスクと言われる理由を紹介していきます。自分の結婚に対する価値観を見直すきっかけにしてみてくださいね。
「結婚はリスク」と言われる5つの理由とは?
独りでも楽しいことはいくらでも見つけられる
結婚をすれば、夫婦で様々な場所に行くことができます。独りで行きにくい場所も、二人一緒なら心強いですよね。
でもそんな心配する必要ないんです。独りで行きにくいと思うなら友達と行けば問題ないのです。
今はネットが発展していて、旅行もレジャーも独りでアクセスしやすくなっています。誰かと一緒に行かなくても、寂しくも不安にもならないのです。
夫婦で必ず同じ場所に行きたいとは限りません。時には相手の希望に付き合わなければいけないこともあるでしょう。
それが一生ともなると・・意外と苦痛ですよね。付き合うのも付き合わせるのも大変。だったら独りで行った方が気楽です。
今は「お一人様〇〇」という独りでも楽しめることを目的とした施設も増えています。無理に誰かと行くよりもよっぽど楽しめることができるんです。
だからこそ結婚がリスク・・というより、結婚のメリットがないといった感じです。独りでどんどん楽しいことを探せてしまうからです。
完全に趣味が一致する伴侶を見つけるのは難しい
自分の趣味を楽しんでいる時間って、一番幸せですよね。できることなら夫と一緒に趣味を共有できれば良いですよね。
でもなかなか趣味がピッタリ!なんて男性と出会うことなんてありません。むしろ夫に趣味の時間を奪われてしまうのです。
自分にとって一番幸せな時間が奪われてしまうくらいなら、結婚なんてしない方が良いですよね。だったら趣味仲間と一緒にいた方が幸せですよね。
結婚相手は難しいですが、趣味仲間であればSNSで簡単に見つけることができます。簡単に見つかる趣味仲間と自分の趣味を満喫する。
結婚しないで趣味を謳歌した方が、人生が楽しく輝いてみえる人も多くいます。だからこそ結婚はリスクになってしまうのです。
子育ての時間をとるとキャリアの成功が難しい
女性は結婚をすると、子どもを産む人が多いですよね。子育てしているママは、幸せそうです。でも平凡に感じることもあります。
子育てママが平凡に感じてしまうのは、社会との繋がりがないからでしょう。任される仕事も、目指すべき場所もないからです。
今まで仕事に情熱を注いできた女性は、もっとキャリアを積み重ねたいと強く感じます。でも子育てとキャリアの両立なんて難しいこと。
子どもとの時間を優先させれば、キャリアの成功はありません。逆にキャリアの成功をするには、子どもとの時間を失くす必要が出てしまいます。
そんな選択をするのは酷ですよね。女性はどちらも諦めたくありません。だからこそ子どもを作ることにためらいが出てしまいます。
結婚をすることとは、自分のキャリア成功を諦めることに繋がる。そんなイメージが先行してしまい、結婚はリスクだと思うのです。
出会いがないし出会うのが面倒
出会いがない人にとって、結婚相手を探すのは大変なこと。それに出会っても付き合うまでに時間もかかります。
結婚は付き合ってからも更に時間がかかるもの。何ヶ月も交際して、結婚に至らずに別れてしまうこともあるでしょう。
出会って付き合って結婚する。なんだか遠い道のりに感じるのですよね。
遠い道のりを歩いてまで結婚する意味があるのか?と疑問に感じてしまうのです。結婚まで歩く時間を費やすなら、もっと楽しいことに時間を使いたいわけです。
仕事も遊びも学びも・・やりたいことはたくさんあります。その時間を削ってまで結婚相手を見つけるなんて面倒です。
だったら結婚相手を探さずに、自分の好きなことに時間を使おう!ってことに落ち着くんですね。
結婚はコスパが悪いという情報があふれている
コスパとは、価格に対しての価値のことです。コスパが悪いとは、結婚することで価値に相当する以上の価格がかかるということですね。
例えば生活費を考えましょう。食費・光熱費などは1.5倍ほどになります。レジャー費は2倍ですね。
二人で働いていれば収入も二人分ですが、専業主婦になればもちろん夫の収入のみ。夫の収入のみで今までの倍のお金を賄うというわけです。
そうなると自分で自由に使えるお金なんて微々たるものです。独りで働いて、独りで生活していた時の方がよっぽど余裕があったでしょう。
結婚することで楽になるどころか、生活に余裕がなくなる。そんなのコスパ悪すぎですよね。だったら結婚しないで自由でいたいと思ってしまうのです。
結婚はあくまで選択肢のひとつ
「既婚>未婚」の偏見がなくなるのは正しい
結婚適齢期にもなると、当たり前のように周囲から結婚の強要をされます。
でも結婚はしなくてはいけないものではありません。結婚はしたから幸せになるものでもありません。あくまで幸せになるための選択肢の一つです。
あえて結婚をしないという選択も幸せになるための手段なんですよね。それなのに未婚よりも既婚の方が勝ち組扱いされちゃう風潮なんです。
でも実際は既婚よりも幸せな未婚はたくさんいます。この既婚>未婚の偏見はなくさなくてはいけません。未婚という呼び方自体改めるべきなのかもしれません。
結婚でしか得られないことがあるなら結婚を目指す
結婚はリスクと言われることが増えているとはいえ、結婚でしか得られないことだってたくさんあります。結婚したから感じる幸せはいくつもあります。
では結婚でしか得られないこととは何でしょうか。
- 自分の子どもを産んで育てて母になる
- 大好きな人と一生一緒にいられる誓いができる
- お互いの家族と交流を持つことができる
- 財布を一つにすることで自由にお金を遣える
考えるとキリがないくらい、結婚で得られる幸せやメリットもたくさんあります。
ただ結婚でしか得られないと思うか思わないかは、その人次第です。自分が結婚で得られるものが多いと思えば、結婚を目指せば良いのです。
結婚生活は共同作業であるため確かに大変
結婚生活とは、夫婦の共同作業です。実家暮らしや独り暮らしの時のような自由さはないでしょう。
何をするにも相手がいるということは、自分のペースだけで進めていくことはできません。時には相手のペースに合わせることも必要です。
毎日の生活で相手のペースに合わせるって凄く大変なことです。少なからずストレスだって感じることでしょう。
でも大変なことばかりに目を向けるからリスクが大きいと感じてしまうのです。楽しいことや嬉しいことに目を向けて考えることも大切です。
結婚をすると「喜びは2倍、悲しみは半分になる」といわれます。一緒に分かち合うことで、喜びは更に大きくなります。悲しみは半分背負ってくれます。
結婚することって独りではなくなることなんです。何でも分け合うことができるのは、これからの人生を明るいものに変えてくれることでもあるのです。
結婚にリスクはあるがメリットもある
結婚はリスクばかり考えればきっと何個でも出てくるものです。しかし逆にメリットを考えても何個も出てくるものでしょう。
全ては紙一重です。それを良いと思うのも悪いと思うのも、自分次第。あなた次第です。
周囲の価値観に流されることなく、自分が望むのであれば結婚を追い求めましょう。必要ないと思えば、自分がしたい道を自信もって歩いていけば良いのです。