人と人がうまく付き合っていくには自分よがりでは相手に嫌われてしまいます。人付き合いの中で相手の気持ちを理解するということは非常に重要なことです。
こちらが嫌な気がしているのも気付かずに一方的に話をしまくる人に良い印象はもたないですよね。
相手が悲しい気持ちのときはその気持ちを察して相談に乗るはずです。相手の気持ちになって考えることができる人は心の素敵な人です。
恋愛においても相手の気持ちを理解することは非常に大事なことです。「男の気持ちなんか分からないよ」と思われるかもしれません。
確かに男性の気持ちというのは女性には分かりにくいかもしれません。しかし、同性であっても相手の本当の気持ちというのは分からないはずです。
あくまで推測でしかなく、本当の気持ちは本人にしか分かりません。大切なことは分かることではなく相手の気持ちを分かろうとすることなのです。
恋愛でも男性の気持ちを一生懸命分かろうとするかどうかで大きく結果が変わってきます。
【恋愛心理学】相手の気持ちを理解する7つの方法とは?
こうだと決めつけない
誰にでも自分の考えや価値観というものがあり、それに基づいて行動しています。価値観を簡単に変えることは難しいですし、変える必要もありません。
大事なのは考え方というのは人それぞれ全く違うということを理解しておくことです。相手の話を聞いていて「これは、ちょっと違うな」と思うこともあります。
そんなときでも、すぐに否定するのではなく、なぜ相手はそう思ったのかを相手の立場で考えることができれば違う世界が見えてきます。
いきなり否定されれば誰だって良い気はしません。一度相手の話を飲み込むことで、相手にも悪い印象を与えません。
自分のモノサシで相手を図ってしまうと必ず痛い目を見ます。ひとそれぞれモノサシの長さが違うということを頭に入れておいてください。
空気を読む
一昔前にKYという言葉が流行りましたね。これは空気が読めないという意味です。仕事においても恋愛においても空気が読めないというのは致命的です。
しかも、空気が読めない人のほとんどが、空気が読めていないことに気付いていません。それもそのはずで、誰も直接指摘しないからです。
恋人同士の関係でも空気を読むことは非常に重要です。空気が読めるカップルは必ずと言っていいほど長続きします。
たとえば、今はそっとしておいてほしい気分の時に、しつこく話しかけられたら嫌な気分になりますよね。そういった空気を察することができる能力を持っている人は異性からモテます。
これだけを意識的に鍛えるのは難しいので、人の気持ちを理解するように心掛けることで自然と空気も読める人間になっていきます。
相手の目を見る
目は口ほどに物を言うというように、目を見るだけでもおおよその相手の感情が分かります。好きなものや興味のあるものを見る時は目が大きくなります。
相手と会話する中で、目を大きく開けてあなたの方を見ていたらあなたの話に興味を持っています。そのときは、どんどん話を聞かせてあげましょう。
逆に、目を合わせてくれない又は下を向いている場合は、話に興味がない証拠です。「長いな〜、早く終わらないかな」と思っているかのうせいが高いです。
そんな時は話題を変えるか、もしくは自分の話をやめて相手に質問してあげるといいでしょう。
また、たまに目をこっちに向けてはいるけれど、目が笑っていない方がいます。その場合は、感情が入っていないことが多いです。
話を聞いているふりをしている可能性があるので、話題を変えてみるのがいいでしょう。
メールから理解する
メールからも相手の気持ちを理解することができます。普段なにげなく何通もやりとりするメールには色々なヒントが隠されています。
男性の場合、基本的に長い文章の方が、あなたに好意を持っている可能性が高いです。それもあなたの送ったメールの文字数によって変化します。
あなたが100文字しか送ってないのに、500文字の返信が来たらその気持ちは明らかです。もちろん、メールだけでは確実に判断するのは難しいです。
しかし、男性は基本的に電話の方が好きなので、メールを長文で打つというのは好意のある人にしかやらない行為です。ですので、あなたともっと近づきたいという合図かもしれません。
「なんでこんな文章を送って来たんだろう」と考えながら返信すると、相手の気持ちに立つことができます。
もっと相手に関心を持つ
人の気持ちが分からない人は、普段から相手に対して関心がない場合がほとんどです。相手に関心がなければ、気持ちなんて理解できないはずです。
当たり前ですが、人の気持ちが分かるようになるためにやるべきことは、相手に関心を持つことです。もっともっと興味を持って普段から相手を観察する努力をしてみてください。
そうすると色々なことが見えてきます。顔の表情や動きなど、観察できることはたくさんあります。顔の表情からは、喜怒哀楽など感情の浮き沈みが分かります。
相手の動きからは、どんなテンションなのか、何を強調して伝えたいのかを読み取ることができます。このように組み合わせておおよその相手の気持ちを探っていくのです。
同性の意見を聞く
相手の気持ちを理解するには、相手の立場になって考えると早いです。しかし、女性が男性の立場になるのも無理があります。
そこで、同じ男性の友達に色々と聞いて見るのです。「こうゆうときってどんな気持ちなの?」と軽く聞いて見ると同じ男性の立場からの意見が聞けます。
男性の気持ちが知りたければ、まず同性から味方に付けていくといいです。特にその男性と同じようなタイプの男性から聞いた方が信憑性が増します。
男性といってもみんな同じ意見ではなく、ある程度タイプに分かれます。仲の良い友達は、似たタイプが集まるのでそういった人達に聞いて見るといいでしょう。
1人で悩んでも解決できないときは、周りの人を頼りにしていきましょう。
押し付けの恋愛をしない
男女の関係をうまく保っていくには、やはり相手の立場になって考えることが必要です。恋は盲目というように、恋をすると周りが見えない状態になりがちです。
すると、どうしても自分よがりな恋愛になっていることがあります。恋愛に熱くなるのはいいですが、その想いの中にも相手の気持ちを考える余裕は持っておきたいところです。
そうでないと、いつの間にか一方的な愛の押し付けになっていて相手が引いてしまうこともあります。恋をしながらも、相手のことも考えられる人が恋愛でもうまくいきます。
相手がどうされたら嬉しいか、今どんな気持ちでいるのかなど、常に相手のことを考えて行動できるようになりましょう。
その癖をつければ、意識しなくても相手の気持ちが理解できるようになってきます。
相手の気持ちに立てる人は何でもうまくいく
いかがでしたか?相手の気持ち考えるというのは、本当に色々な場面で必要になります。恋愛以外にも、商売人や教育者などはこのスキルがないとやっていけません。
今の時点で相手の気持ちを考えることが自然にできる方は、誇りに思ってください。ただ若いときにできたとしても、歳をとってからは分かりません。
若い時は人の気持ちを考えて行動することができたけど、年取ってからできなくなる方も多いです。それは、歳をとるとプライドが高くなる方が多いのも理由の1つです。
相手の気持ちを理解できるようになるには、習慣化することが大事です。完全に相手の気持ちを理解しようとすると難しいですが、考えるだけなら簡単なので習慣化できます。
当たり前のように相手の気持ちを理解しようと思える方は、恋愛でも必ずといっていいほど素敵な恋愛ができます。