デートに誘うときには、その誘い方が重要になります。勢いで誘えば、OKをもらえるというわけでは当然ありません。デートにも、イケてない誘い方と理想的な誘い方があるのです。
イケてない誘い方を知っていれば、他の誘い方で相手からOKをもらえるかもしれません。理想的なデートの誘い方を知っていれば、実際にデートに誘うときにその誘い方を組み込むことも可能です。
デートのイケてない誘い方と理想的な誘い方を理解しやすいように例を挙げながら説明します。
イケてないデートの誘い方とは?
今までのデートの誘い方を思い出してチェックしてみてください。自分としては誘っているつもりなのに、相手にうまく伝わらなかったケースはなかったでしょうか?
もしくは、「絶対イケる!」と思ったのに、断られてしまったことはないでしょうか?
案外、これから説明するようなデートの誘い方をして失敗する人も多いです。もしも、イケてないデートの誘い方に当てはまっていたら、今後はデートの誘い方を見直していきましょう。
「〇日空いてる?」は失敗確率が高い
デートに誘うときに、いきなり「○日空いてる?」と聞くのは避けましょう。突然この質問を受ける側は「空いている」と答えるとその日の誘いを断りにくくなります。
例えば、相手をよく知らない状態で2人で興味のない場所に行こうと誘われて、断りにくい状況になるのは「面倒だ」と感じる方も多いです。
「何か後ろめたいことでもあるのかな?」とも勘ぐられてしまいます。相手の予定を聞く前に、誘おうとしている場所などを提示することがよいです。
デート内容のハードルが高い
例えば、Aという趣味に情熱を注いでいるとします。そこで、Aの専門店をデートの場所に選んだとします。
しかし、肝心のデートに誘う相手が自分の趣味であるAに全く興味がなかった場合は、優れたデートプランであるとは言えないのですよね。
全く興味のない趣味の店にデートに誘われても、相手に強い恋愛感情を持っていない限り、退屈なイメージを抱かせてしまいます。
このようにデートの内容のハードルが相手にとって高いと、断られる可能性が増すので注意しましょう。
はっきりと誘わない
まず、はっきり誘わないと相手にデートに誘うという手間暇を掛けさすことになることが想定出来ます。例を挙げると、
自分:「○○という場所に一緒に行けたらいいね!」
相手:「じゃあ、一緒に○○に行かない?」という形式です。
このように相手がデートに誘うアクションを起こさなければいけない状況だと面倒臭がる可能性もあります。加えて、曖昧にデートに誘っても、社交辞令として受け止められる可能性も有りえます。
例を挙げると、
自分:「○○という場所に一緒に行けたらいいね。」
相手:「そうだね。何時か行けたらいいね。」
という形で具体的に話は進展しないままで自然消滅する場合もあります。はっきりとデートに誘えない原因は、振られたくないからかも知れません。
実際にデートが出来なくてもダメージが少ない場合も想定出来ます。しかし、はっきりとデートに誘わない方法はあまりおすすめ出来ないのです。
理想的なデートの誘い方とは?
次に理想的なデートの誘い方を紹介していきます。ポイントは、「相手に合わせること」と「自然な形で断りにくい状況にすること」です。
イケてないデートの誘い方で紹介したものは、どれも「独りよがり」な誘い方が多いですよね。相手にとってみれば、返答しづらいものが多いです。
理想的なデートとは、真逆で「相手を巻き込んでいくこと」が、デートに誘ってOKをもらえる確率を高めることにつながります。
相手の好みや趣味に合ったデート提案
まず、デートに誘う前に相手の好みや趣味を探ることが大事です。デートに誘う本人や周りの友達などに、その好みや趣味に関して話を向けて探ってみるのも一つの方法でしょう。
その後に、相手の好みや趣味に合ったデートを検討しましょう。デートの内容が相手の好みや趣味に合っているかどうかは大事なポイントです。
相手の好みや趣味に合ったデートを提案した方が、一般的に誘いにOKをもらいやすくなります。自分の好みや趣味とは全く合わないデートを提案されるのと、自分の好みや趣味に合ったデートを提案されるのでは、後者の方が賛同されやすいですよね。
相手の好みや趣味に合った内容の方が実際にデートしているときに、誘った相手にも喜んでもらいやすくなることが考えられます。
誘いにOKを貰うだけでなく、デートを成功させるのも大事なので、事前に相手の好みや趣味はきちんと探りましょう。
お礼や相談など、断りづらい形で誘う
単に遊びに行こうと提案するよりも、お礼や相談などという形で提案した方が断りにくいケースもあります。一見、お礼や相談という文字を見ると堅苦しいイメージが先行する方もいるかも知れません。
しかし、そんな重いお礼や相談ではなくて全然構わないのです。例えば、アルバイトの同僚に、以前シフトを変わってもらったお礼に食事を奢る形でデートに誘うこともパターンとしてありです。
もし、お礼という形でデートに誘いたいのであれば、最近その相手に何かしてもらったことがなかったか振り返ってみると良いでしょう。
お礼という形でデートに誘いたいのに、特に相手との間にお礼するような出来事が見当たらなかった場合はどうしたらいいのでしょうか。
この場合は、自分からお礼をするような出来事を起こせばいいのです。例としては、相手に対してちょっとした頼みごとをしてそのお礼に誘うパターンが挙げられます。
デートに誘う為には、積極的に行動すること大事なのです。
プレゼントや悩みなど、アドバイスを口実に誘う
特に理由もなく2人で遊ぶのを誘うことはハードルが高い方もいるでしょう。そんなときはアドバイスを口実にした方が誘いやすい場合も考えられます。
デートに誘う側だけではなくデートに誘われる側も、口実があった方がOKしやすいです。加えて、アドバイスをしてもらったお礼に食事を御馳走したりすれば、2人でいる時間を長引かせることも可能です。
例えば、「今度の土曜日か日曜日に、一緒に新しく出来たアウトレットに行かない?」と誘われるよりも、
「今度の土曜か日曜日に新しく出来たアウトレットで、先輩の誕生日プレゼントを買う予定なんだけど、一緒に行ってアドバイスをくれない?お礼に前に行きたいって言っていた、人気の和食のお店で好きな物を御馳走するよ。」
とした方が誘う側と誘われる側の両者共に気軽に遣り取りがしやすくなります。
相手の立場に立ってデートに誘う
理想的なデートの誘い方は分かりましたでしょうか?
基本的に「相手に合わせる」「相手を思いやる気持ち」が大切になります。もし、デートに誘うことに成功したら、実際にデートするときの対策もしっかりと練っておきましょう。
例えば、アドバイスを口実に誘った場合は、相手の意見に真摯に耳を傾けたり、終わった後にしっかり感謝の気持ちを告げたり、などです。
デートの誘い方が相手に合ったものであるのと同様に、実際のデートでも相手に合わせていくことが求められるのです。