鼻へのキスはあり?なし?
愛が伝わるキスというとおそらく、ほとんどの人が唇へのキスを思い浮かべるでしょう。しかし唇以外の場所へのキスにも意味があると言われています。
唇以外にキスする場所として挙がるのは鼻ですが、鼻にキスがありかなしかというのは賛否両論です。あなたはあり派ですか?なし派ですか?
今回は鼻にキスがありの理由となしの理由をそれぞれ紹介していきます。
今はなし派の人もあり派の意見を知れば、興味を持つかもしれません。逆に今あり派の人もなし派の意見を知れば、注意が必要な点に気付くかもしれません。
ぜひ自分と好きな人に当てはめ、関係を前進させるために鼻へのキスがありか、なしかを考えてみてください。
鼻にキスがありの理由
新鮮な気分になれる
新鮮な気分になれるという点ではたまには鼻にキスするのもありと言えます。良い関係を続けていくには時に新鮮な気分になることも必要だからです。
想像してみてください。いつものように唇にキスされるだろうと思っていたのに、ふいに鼻にキスをされたらドキっとしませんか?
いつも通りというのはどうしてもマンネリ化してしまうものです。唇にキスすることが定番になってしまえば、ドキドキも薄れていってしまうでしょう。
愛情を高め合うスキンシップであるキスが、当たり前になってしまえば愛情を高め合う効力も落ちてしまいます。再びドキドキするキスをするためには、いつも通りではなく新鮮さが必要なのです。
大抵の人は鼻にキスする、あるいはキスされる経験というのはあまりないでしょう。そのためする方もされる方も鼻へのキスは新鮮な気分にさせてくれるはずです。
マンネリ化した関係やキスに再び熱を持たせるためには、鼻にキスもありなのです。
ソフトなキスであれば大切にされている気持ちになる
キスはする場所によって意味が異なると言われています。唇にするのと鼻にするのとでは、する側の心理に違いがあると言われているのです。
鼻にキスをするのは相手を大切にしたいという気持ちが込められています。ただ単に好きなのではなく、好きだからこそ大切にしたいという強い思いが、鼻へのキスという行為に表れるのです。
好きという気持ちが高まっているときにキスしたいと思うのはやはり唇です。しかし好きという気持ちが溢れ大切にしたい気持ちが強くなると、唇に留まらず一番近い鼻にもキスしたくなるのです。
つまり鼻への気持ちは自分にとって大切な存在だという意味が込められているのです。
その気持ちは相手にもよく伝わります。執拗に鼻にキスされるのは抵抗があるかもしれませんが、ソフトなキスであれば大切にされている気持ちになるでしょう。
そのため鼻に軽くチュッとされることは多くの人は嬉しく思うはずです。ただ好きなだけではなく大切にしたいと思っていることを伝えるという意味でも、鼻にキスはありと言えるでしょう。
あえて唇を避けている気がして可愛いと思われる
唇にするキスというのは愛情をストレートに伝える行為であるため、簡単にできるものではありません。勇気が出せず恥ずかしい気持ちが邪魔をして、なかなか自分からできない人もいるでしょう。
そんなときは鼻にキスをしてみましょう。なかなか唇にできずに鼻にキスしてしまうあなたに気付けば、きっと可愛いと思ってくれるはずです。
最初は何で鼻にしかしないのだろう?と思われるかもしれません。しかし回数を重ねるうちに、本当は唇にキスしたいのに恥ずかしくて避けているのではという気分になるはずです。
男性は女性が恥ずかしがっている姿にキュンとするものです。恥ずかしさから本当はしたいのにできずに避けてしまっている様子を見て、可愛いと思うことでしょう。
なかなか唇にキスできずに何もしないでいるよりも、意を決してまずは鼻にキスをしてみましょう。
きっと一生懸命キスしようとするあなたを見れば、恥ずかしくて唇を避けてしまうことに気付き、可愛いと思ってくれるはずです。
鼻にキスがなしの理由
皮脂が汚い
鼻というのは一番皮脂が気になりやすい部分です。皮脂は汚いという印象を持たれやすいので、特に好きな人にはできる限り鼻に意識を向けられたくないと思う人も多いでしょう。
そのため鼻にキスすると相手に気にさせてしまう可能性があります。皮脂が汚いと思われたのでは?と不安な気持ちにさせてしまい、キスしても雰囲気が悪くなってしまうかもしれません。
決してこちらが汚いと思っていなくても、当人にとっては、皮脂は汚いもので相手に触れられたくないデリケートな問題なのです。
触らぬ神に祟りなしという言葉もあるように、相手が気にしてしまう可能性があることはしない方が良いでしょう。特にキスは負の感情を抱かせるようなことは避けるべきなのです。
相手が皮脂が汚いという不安や心配を抱く可能性があるなら、鼻にキスはなしの方が良いでしょう。
唾液の臭いが気になるかも
鼻へのキスは唾液の臭いを気にさせてしまう可能性もあります。臭いで相手を不快な気持ちにさせてしまい、自分も傷つくリスクがあるのです。
唾液の臭いには個人差がありますが、多少なりとも誰でも臭いがあるものです。臭いを受け入れられるかどうかも人によって違うので、自分で判断するのは難しいでしょう。
鼻にキスしたときに唾液の臭いを感じる場合もあれば、鼻に唾液がつき乾いてから臭う場合もあります。する側もされる側も唾液の臭いがあれば気になるもので、雰囲気が壊れてしまうでしょう。
せっかく良い雰囲気でキスをしたのに相手に自分の唾液の臭いで不快な思いをさせてしまっては、せっかくのキスが台無しです。臭いに気を払うことは相手のためを思うことにもなるのです。
当然唇のキスでも唾液の臭いが気になることがありますが、鼻へのキス以上に匂いが気になります。臭いが気になるのであれば、鼻へのキスはしない方が良いでしょう。
メイクが崩れるかも
キスすると必ずといってメイクが崩れます。唇なら相手についてしまってもすぐ拭き取ることができ、自分も塗りなおすことができるでしょう。しかし鼻の場合はそうはいきません。
する側なら相手の鼻にグロスがついてしまったり、される側なら鼻の部分のメイクが崩れてしまったりします。鼻へのキスは唇よりもメイクが崩れやすく直すのに手間がかかるのです。
室内などメイクが崩れても問題ない場所なら良いですが、外出先などは避けた方がいいでしょう。メイク直しの時間が必要になるため、特に時間が限られている場合は避けるべきです。
男性の場合はメイクをしないのでメイクへの配慮ができない場合もあります。メイクが崩れて困る場合はあからさまに拒否するのではなく、ちゃんと説明してあげましょう。
メイクを直すとなれば相手を付き合わせてしまうことにもなるので、時と場合によっては鼻にキスは避けるべきと言えます。
変なフェチを持っていそう
一般的に鼻にキスする人は多くはありません。鼻へキスする人は一般的ではないということから、変なフェチを持っていそうという印象を持つ可能性も0ではないのです。
たとえば全身舐められたりしそうで怖いという印象を持つこともあるでしょう。人と違うことをするということは、思った以上に変な印象を持たれやすいというリスクがあるのです。
鼻にキスするからといって必ずしも変なフェチがあるとは限りません。しかし全身舐めたりするようなフェチがある人にとっては、鼻へのキスは普通なことである場合が多いのです。
自分は鼻にキスする人に変なフェチを持っていそうという印象を持たないとしても、相手は持つかもしれません。
また相手が鼻にキスする人なら、しない人よりも変なフェチを持っている可能性が高くなります。
好きな人のフェチなら受け入れられるという人もいるでしょう。変なフェチがあっても、好きな人が嫌がるなら大抵の人が我慢するはずです。
しかし鼻にキスするということは変なフェチを持っていそうと思われやすいのは確かです。
する側でもされる側でも、変なフェチを持っていそうという印象が関係を築く上でさまたげになるなら、なしにすべきでしょう。
鼻へのキスは様子を見てする
いかがでしたか?鼻にキスがありかなしかは自分たち次第です。
鼻にキスしたくなるのは愛情があるからであり、愛情表現の1つです。また鼻にキスといういつもと違うことをしてみることで、2人にとって良い刺激になるでしょう。
愛情表現や刺激として受け入れ、自分からも鼻にキスすることで、2人の関係はより良いものになっていくはずです。
ただだからと言って嫌な思いをしてまで受け入れる必要はありません。また相手に嫌な思いをさせてまでしていいものではありません。
皮脂や臭い、メイクや印象が気になるときは無理に受け入れる必要はありません。かたくなに拒絶するのではなく、どうして嫌なのかを相手に伝えれば、悪い雰囲気にはならないはずです。
自分が鼻にキスしたいと思ったなら、相手の気持ちを第一優先にしましょう。男性でも鼻へキスされるのを好ましく思わないときだってあるのです。
ありなしを決めつけるのではなく、時と場合そして相手の気持ちを考えて決められるといいでしょう。