キスは人を魅了します。そして、そもそも人はなぜキスをするのでしょうか。
キスとは、最適なパートナーを探す方法です。特に女性にとってキスは、パートナー選びの見極めとして重要な鍵となるようです。
体のあちこちにキスをされた経験のある女性もいるのではないでしょうか。
男性は一体どのような心理なのでしょうか。どこにキスをするかで、心境に違いがあるのかを紹介します。
キスされる部位ごとに異なる7つの男性心理とは?
頬へのキス
まずは、日常的に想像しやすい頬へのキスになります。
キスとは、激しく官能的なものへの火付け役となり得ますが、頬へのキスは少しニュアンスが違います。熱い恋というよりも、
)
の表現です。
夫婦の温かみのある愛、彼女への感謝、我が子への愛おしさの表現と言えばイメージが沸くでしょうか。
信頼関係の大前提としての、「人として大切にしたい」「尊重したい」という心を表しているわけです。
ふたりが寄り添う場面で、いきなり唇を奪わない彼の配慮。これも尊重の表れですよね。
逆に、男性の多くは女性から頬にキスされることに好意を持っているようです。
もしもあなたが、彼のことが大切でかけがえがないと感じたら頬へのキスを試してみましょう。
おでこへのキス
おでこへのキスも頬へのキスと並んで、さわやかで日常的な印象を受けますよね。
彼がもし、あなたのおでこにキスをしたならば、「可愛い」と感じている証拠です。
「可愛いね」「今日も頑張ったね」という気持ちがキスに込められています。異性としての魅力も感じつつ、まるで妹のようでもあり後輩のようでもある…。
おでこにキスされたことがある女性は、きっとなんとも言えない可愛さがあるのでしょうね。
また、このキスには性的な印象がありませんので、まわりに人がいても不快感を持たれることはないでしょう。まったく違うシチュエーションでの活用法もあります。
もしも大切な彼が風邪で寝込んでしまったとき、さすがにべたべたするのは難しいですよね。唇へのキスで風邪がうつる可能性だってあります。
そんなとき、「早く治ってね」という気持ちをおでこへキスするのはありです。機会があれば試してみてください。
耳へのキス
耳へのキスは言わずと知れた、誘惑のサインです。
耳やそのまわりはとても敏感で、くすぐったく、ぞくぞくする場所だということは、誰でも知っています。
あえてそこにスポットを当てて唇をはわせてくるのは、もう我慢できないという心理が働いているからです。
あわよくば相手も我慢できない状態になってほしいという狙いがあるのでしょう。
「後ろから抱き締められながら耳にキスをされる」。「耳元で優しくささやきながら彼がキスをしてくる」などはたまらないですよね。
また耳は、右と左とで得意分野が異なります。右耳は言語そのものをしっかり理解し、記憶することに長けています。
左耳は芸術的なもののイメージ、想像力を広げることを得意としています。もしも彼氏の耳元に、刺激的な言葉や優しい語りかけをするならば、右耳へ。
逆に、旅行先で見た美しい景色や音楽などを頭の中でイメージしてほしければ左耳にささやきましょう。
首にキス
彼がもし首に何度もキスをしてきたら…。きっとあなたは女性的魅力に溢れているのでしょう。
首へのキスは、耳へのキスと同様に誘惑や性的な意味もあります。一方で、好きで好きでたまらないという情熱の表れでもあります。
誰にも取られたくない、独占したいという男性の心境の表れです。あなたに強く惹かれているというサイン。いわゆるメロメロ状態です。
女性としての魅力のとりこになり、彼はあなたに執着しています。彼の心はあなただけのもの。夢中になってあなたの魅力を追い求める行為が首へのキスです。
女性としてのプライドがこの上なく満たされる瞬間でしょう。
手の甲へのキス
手の甲へのキス。おとぎ話やお姫様の世界に登場してきますね。日本の日常であまりお目にかかる機会はないかも知れません。
たとえば…。舞踏会で紳士がひざまずき、淑女の手をとる。外交で王室にやってきた若い男が、王の手の甲にキス。
そんなシーンを見たことがあるような、ないような抽象的イメージではないでしょうか。日本人がくっきりと頭で思い描けるとすれば、プロポーズのシーンでしょう。
ひざまずくとまでいかなくとも、優しく彼女の手をとってキスをしてからプロポーズする男性はいます。
手の甲へのキスは、忠誠心と親愛の証です。
胸へのキス
胸は男性にはないもの。このため、しばしば女性ならではの象徴ということです。
胸へのキスの背景では、どんな心理が働いているのでしょうか。性的関係を結びたいことも、もちろんあります。
もう一つは、『所有』の欲求です。俺のものだ。もしくは俺のものにしてしまいたい。そんな男性心理が表れています。
男性は女性の胸に強い憧れを持っています。初対面の女性や、街ですれ違った女性を見るとき、多くの男性は『まず顔』、次に『胸』を見てしまうと言います。
会った瞬間、もう胸に視線がいくなんてと思いますが、本能的なので仕方がありません。
唇へのキス
そして、キスと言えばやっぱりこれ。唇と唇を重ね合わせるキス。お互いの熱い想いをストレートに、そしてダイレクトに伝え合うキスです。
どんな心理が働くかは、場面によって様々です。けれど、唇へのキスが『情熱・情愛』であることに間違いはありません。
性的欲求、感謝、お詫び。いろんな熱い想いが、唇へのキスに込められています。男女ともに最も熱くなれるキスと言えるでしょう。
「キスってどうしてこんなに気持ちいいんだろう」「体が熱くなるのは気のせい?」。そんな風に思うのは気のせいではないんです。ちゃんと理由があります。
唇は末梢神経がたくさん集まった、最も敏感な部分の一つです。その唇に唇が重ねられると、強烈な信号として脳へ体へと送られていきます。
愛する人とのキスは、体内でスパーク(火花が散る)したような化学反応を起こさせます。鼓動はどんどん速まり、血がめぐり、体温も上昇していくのです。
こんなにも感情が高ぶり熱くなる体験は、キス以外にはありません。唇へのキスはすごいのです。
部位によりキスは異なる
キスは部位によって、男性心理が異なります。また、色んなところにキスすることで飽きさせない効果もあるのです。
キスをしているとどうしても、マンネリ化しがちです。そんなときにいつもと違うキスされたらどうでしょう。うれしいですよね。
キスは体内で化学反応が起き、体温が上がっていきドキドキ効果を高めてくれます。ぜひ、彼とのキスを工夫して、受け身ではなく、たまには彼の体にもキスしてみましょう。