遠距離恋愛中のカップルには「寂しさ」と「不安」が付きまとうものです。近くにいた頃は日常生活が見えやすく、ルールや決め事がなくても、なんとなくコミュニケーションが取れるものです。
しかし距離が遠くなってしまい、生活パターンが変わってしまってから、不安になることが多くなってしまうことはありませんか?
なかなか会うことができないので、ふたりを繋いでいるのはメールや電話などの連絡手段のみとなってしまいますよね。
そのため「メールの返信が遅いこと」や「電話に出てくれないこと」に不安を感じている機会が増えている方もいることでしょう。
お互いの日常生活が見えにくい遠距離恋愛だからこそ、連絡はマメにとって近くにいることを感じたいものです。
しかし、長すぎる電話や頻繁すぎるメール連絡は、相手の負担になってしまうかもしれませんよ。今回は、遠距離恋愛での適切な連絡の頻度について考えてみましょう。
遠距離恋愛での連絡はどのくらいの頻度がよい?
連絡が少ないと徐々に距離が生じることがある
「長すぎる電話」や「頻繁すぎるメール」が負担になってしまうという反面、「少なすぎること」も良くありません。連絡が少ないと、徐々に距離が生じてしまいます。
付き合っている期間が短い場合などは、極端に連絡が少ないとぎこちなさが生じてしまったりすることがあります。
付き合いたてや遠距離恋愛が始まったばかりの頃には、頻繁に連絡するくらいが丁度良いです。とはいえ、忙しい場合には連絡頻度が少なくなってしまうことは仕方がないことですよね。
連絡が多いとうっとうしいことがある
簡単に会えない寂しさや不安から、相手のことを考える時間が増えてしまうこと、遠距離恋愛では良くあることです。だからと言って、思い出す度に連絡してしまっていませんか?
陥りがちな失敗パターンとしては、浮気の心配などの不安から、連絡や即レスを求めてしまうようなケースです。
「飲み会の時はメンバーの写メを送る」など、厳しいルールを決めてしまっていませんか?
新天地で頑張ろうとしている時に、厳しいルールやメールの即レスを求めることは、相手への負担になってしまうかもしれません。
多すぎるメールや電話は、相手に「重い」と感じさせたり、「うっとうしい」と思われるかもしれないことを認識しましょう。
そして、「返信が遅くなった」「電話に出てくれない」などの不安がを募らせて、すれ違ってしまわないようにしましょう。相手の日常生活が見えないことは非常に不安なことです。
一人で過ごす時間を充実させることで、相手への連絡に依存しすぎないようにすることが大切です。
「浮気が疑われているのではないか?」と思われてしまい、相手の疑心暗鬼を募らせてしまうかもしれません。
あなたが不安で連絡をしすぎてしまうことで、相手を疑心暗鬼にさせてしまっては、まさに負のスパイラルです。
多すぎる連絡は、逆効果だということを認識して、程良い連絡の頻度について改めて考え直しましょう。
結局は、あなたと彼の親密度次第
では、程良い連絡の頻度というのは、どうやって判断すれば良いのでしょうか?この課題の答えは、遠距離恋愛のカップルの数だけ答えがあると言って良いでしょう。
例えば、遠距離恋愛が始まる前の二人の関係や連絡の頻度によっても変わってきます。付き合ってから、どれくらいの時間が経過しているかによります。
二人が会うことができる頻度や、その時々の親密度によって変わってくるものです。心地よい連絡の頻度というのは、カップルの数だけあります。
二人で話し合うことでベストな頻度は分かるのです。ルールを決めている場合、そのことが負担になっていないか?改めて確認する機会も必要でしょう。
新しい環境に移った側が新天地に慣れるまでは、相手の状況に合わせて臨機応変に対応する思いやりを持つようにしましょう。
おすすめの連絡頻度
付き合いたてて遠距離恋愛になった場合や、遠距離恋愛が始まったばかりの場合には、連絡頻度は多めで良いでしょう。
まだ、付き合いが浅い時点で、連絡の頻度が極端に減ってしまうと関係がぎこちなくなってしまうことがあります。
自然消滅させないためにも、「簡単に返信できるメッセージ」や「短時間の電話」で接触回数は多いほうが良いです。
基本的な考え方としては、遠距離恋愛前の連絡頻度を保つようにすれば、問題ないでしょう。遠距離恋愛が始まる前に連絡頻度が多かった場合にも、そのままのペースを保てば良いでしょう。
しかし相手が忙しそうな場合には、連絡の頻度を減らすなどして臨機応変に対応することが相手への優しさとなります。
金曜日は彼からの連絡があったら対応する
離れ離れの週末には束縛しすぎないように注意したいものですね。
社会人であれば、仕事の片付けや飲み会などで忙しくしているかもしれません。学生の場合でも、金曜日にはお誘いが多くあることでしょう。
新天地での新しい人脈を作ることも、生活していくうえで重要なことです。相手からの連絡がなければ、一人の時間を楽しみましょう。
「何しているの?」「どこにいるの?」「一緒にいる人の写メを送って!」など、浮気を疑うような連絡は絶対にNGです。相手を無条件で信頼する心の余裕を持ちましょう。
そして、もし相手から連絡があった時には、二人の時間を楽しめば良いのです。
「おはよう、おやすみ」などの挨拶は平日・休日かかわらず行う
「毎日連絡を取って安心したい」と感じている方もいることでしょう。そんなあなたにおすすめなのが「挨拶メール」です。
LINEなどスタンプだけで、簡単な挨拶を交わすのも良いですね。習慣になってしまえば、負担にもならないものです。
相手が元気なことを確認できるし、いつもの距離にいることが分かると安心しますよね。
起床時間が規則的な平日でも、起床時間が不規則になりがちな休日でも、簡単な挨拶は欠かさず行いたいものです。
将来的に結婚を考えるのであれば、毎日挨拶するのは基本的な習慣にしても良いでしょう。月曜日の朝などに「今週も頑張ろう」という言葉を贈るのも良いでしょう。
一日の終わりの「今日も一日おつかれさまでした」という労いの言葉を送るのも良いですね。
一日の最初と最後にあなたの言葉を送って、相手を励ましたり元気付けたりするもの良いですね。
その際には、 相手の返信を求めたり、相手のリアクションを期待しすぎることのないようにしてください。
土日どちらかにまとまった連絡の時間をとる
二人の休日が同じタイミングの時に、時間をかけてゆっくり会話する時間をとるようにしましょう。例えば、長めの電話や長いラインの時間をとってみましょう。
長い連絡を楽しめるかどうかは、浮気チェックにも繋がります。一番浮気をしている可能性が高いのは、夜中や休日の時間帯でしょう。
この時間帯に長めの連絡を取ることができれば、浮気をしていない可能性が高いといえます。
長めの連絡を取る時には、事前に話す内容を考えておくと楽しい時間を過ごすことができます。なるべくボジティブな言葉を選んで使うなどの工夫も必要ですね。
とはいえ、相手の都合でまとまった時間を取ることが難しいような状況で無理やり付き合わせることのないようにしましょう。
自分のために時間を使ってくれないと不安に思う時には、1人の時間を充実させて寂しい気持ちを紛らわせる工夫や努力をしてください。
遠距離恋愛の連絡は彼とよく話し合って決める
遠距離恋愛をすることになるタイミングは人生に何度も経験しないことです。おそらく、遠距離恋愛を初めて体験するという初心者が多いはずです。
最初に考えた連絡方法や頻度を試してみて、うまくいかないこともあるでしょう。そんな時は、二人で話し合ってやり方を変えれば良いのです。遠距離恋愛は「トライアル&エラー」です。
何がうまくいかなかったのか?という原因を探って、相手の意見を聞き、最良の方法を見つけていきましょう。