悩みを相談される

女性は、自分を知ってもらうための情報の1つとして、悩みを他者に打ち明けることが多いです。共感し合うことで絆を深めていくため、相談することに積極的なのです。

しかし、男性の場合は違います。滅多に悩みを他者に打ち明けることはありません。できる限り自己解決しようとするのです。

なぜならプライドが高く、他者に弱い部分を見せたくないと思っているからです。男性にとって悩みは弱みであり、打ち明けることはかっこ悪いところを見せることになるのです。

そのため、男性は好きな女性に相談を持ち掛けることは滅多にありません。

しかし、例外があります。好きな女性の中でも、相手が元カノである場合、積極的に悩みを打ち明けようとするのです。

元カノというのは、男性にとって一度は心の拠り所になった相手です。すでに弱いところを見せられるほど心を打ち明けることができる存在です。

いくらプライドが高い男性でも弱い部分はあり、誰かに寄りかかりたいこともあります。そんな時に、想いを寄せ続けている元カノが近くにいれば、頼ってしまうものなのです。

元カノでももう好意がなければ、男性にとっては距離を置きたい存在です。弱い部分を見せようとはしないでしょう。未練があるから甘えたくなり、悩みをつい相談してしまうのです。

共通の友人に探りを入れられる

共通の友人から頻繁に特定の異性の話をされるのは、探りを入れられている可能性が大です。好意を持たれていると判断できるサインの1つと言えます。

特に元恋人の場合、自分から近寄ると好意がバレてしまいやすく、状況によっては余計嫌われてしまう可能性もあります。また、共通の友人ともある程度、良い関係が築けているはずです。

そのため、共通の友人に探りを入れてもらう作戦を用いることが多いのです。

たとえば、「ぶっちゃけ元彼についてどう思っている？」など探りを入れられたのであれば、ほぼ未練を持たれていることは確実です。

共通の友人が自発的に元彼の話を持ち出してくることはあまり考えられません。過去の恋愛を掘り返すことは、気まずい空気になることの方が多いからです。

最近の恋愛事情ならまだしも、元彼についての話を振ってくるようであれば、探りを入れられていると捉えていいでしょう。未練があるサインと言えます。

共通の女友達と仲良くしようとする

元彼が共通の女友達と仲良くしようとしている姿が目立つようになった、というのも未練があるサインの可能性が高いです。嫉妬させると同時に、周りから固めようとしているのでしょう。

過去に付き合ったことがある場合、なかなかストレートにアプローチすることができません。一度関係が崩れてしまっているため、自信を持って近づくことができない人が多いのです。

そのため、元カノに未練がある男性の中には、共通の女友達と仲良くすることで間接的に気を引こうする人もいます。

元彼が他の女性と仲良くしていると、やっぱり気になりますよね。そこまで自分を好きじゃなかったのでは？とモヤモヤして、意識してしまう人も多いでしょう。

他の女性からの好感が高いと感じれば、別れたことを惜しむ気持ちが出てくることもあるでしょう。嫉妬心が芽生えている自分に気付けば、元彼を意識せずにはいられなくなるはずです。

共通の知人と仲が良いというだけでも、相手の好感度は上がりやすくなります。むしろ自分だけ距離があることにモヤモヤし、嫉妬心が芽生えてくる可能性も十分あります。

すると、次第に元彼に対する警戒心も解けていき、自分もまた仲良くしたいと思うようになるのも時間の問題です。

共通の女友達と仲良くすることは、元彼にとって何よりも元カノの気を引ける手段なのです。未練がある元彼なら、以前よりも明らかに自分の女友達と距離を縮めようとしてくるはずです。

共通の知人と一緒に遊ぼうとする

未練がある男性にとって、共通の知人というのは頼れる存在です。特にいざ元カノと顔を合わせて、一緒の時間を過ごそうというときには、欠かせない協力者と言えるでしょう。

共通の知人を交えてなら、元カノと一緒に遊べる確率が上がり、仲を深めやすくもなるからです。

一緒に遊ぶということは、よりを戻すためには必要不可欠な機会です。どんなに連絡を取り合っていても、周囲からの後押しがあっても、顔を合わせなければなかなか心は動かすことはできません。

しかし、一度別れを経験した者にとっては、一緒に遊ぶことは簡単なことではありません。不安や緊張、警戒心、固定観念などが、2人の間に立ちふさがっているからです。

そのため、未練のある男性の多くは、まずは共通の知人と一緒に遊ぼうとします。

共通の知人も含めて警戒心を解きつつ、少しずつ距離を縮めて、そこからまた仲良くなろうとするのです。

もちろん未練がなくても、共通の知人を含めて遊ぶ機会がやってくることもあります。しかし、異性として興味がなくなっているなら、元彼が元カノを呼ぶことに積極的になることはないはずです。

よりを戻すこと目的なら、自分から積極的にメンバーを集め、計画を立てるでしょう。そして、何より未練のある元カノを含めて一緒に遊べるようにするはずです。

ストレートに「会いたい」と言われる

未練がある元彼からのサインで一番わかりやすいのは、ストレートに「会いたい」と言われることです。興味がなければ、勘違いさせるようなことを言うのは、避けるはずだからです。

世の中には相手が勘違いをするようなことを言う男性もいます。自覚無しに思わせぶりな発言が出てしまうこともあるでしょう。

しかし、「会いたい」という言葉は、本当に思っている相手にしか言いません。勘違いさせる可能性がある、重みを伴う発言だからです。

特に元カノであれば、勘違いさせてしまう可能性が高いため、好意がないなら言わないようにするはずです。本気だからこそ会いたいと口にするのです。

ストレートに「会いたい」というのは、未練がある元彼からのサインです。

しかし、必ずしも復縁を希望しているとは限らないため、注意が必要です。会いたいという言葉だけでは、遊び目的の可能性も否定はできないのです。

どうして会いたいのか理由を確認し、時間をかけて返答した方が良いでしょう。

未練は言動に必ず表れる

自分の感情を100％隠しきれる人はそういません。特に誰かに対しての特別な想いであれば、必ずどこかで言動に出てしまうものです。

別れてしまったとはいえ、一度は男女の関係になった相手です。破局を心から納得できずに、元カノへの恋愛感情を捨てきれずにいる男性もいるでしょう。

また、未練は必ずしも恋愛感情であるとは断言できません。過ごした時間が濃かったが故に、執着する気持ちだけが残り、愛情とは言い切れない場合もあります。

しかし、少なくとも未練がなければ、復縁の可能性は限りなく0であり、する気がないなら一定の距離を置かなければいけません。

大切なのは、あなたが今後どうしたいかです。元彼と今後望んだ関係になるためにも、今回を参考に未練があるかどうかのサインを見極め、よく考えて関わるようにしましょう。